入会年月:2021年3月
『やりたいことを声に出しても叶わない。』 これまで私のキャリアは会社任せでした。目の前に集中して頑張っていると「トントン」と肩を叩かれて、「次はこっちをやってみない?」と流れに身を任せる。それで十分幸せだと思っていました。
SHEに入会する半年前「新規事業をつくれる人材に」と、社外研修に送り出してもらいました。研修で問われ続けたのは、「自分の好きなこと」「専門性」「人生で成し遂げたいこと」でした。
流れに身を任せてきた時間が長すぎて、答えられない問いを抱えたまま研修を終えました。すがるような気持ちで、担当している「マーケティング」や、関わりの深い業務である「デザイン」に関する知識とスキル習得のためにSHEに入会しました。
今、エントリーシートと向き合ってみると、入会理由は別にあると気づきました。これまで「仕事に活かすスキルを学びたい」なんてカッコいいことを言い続けてきました。本当は「好きなこと」「得意なこと」を見つけて、声に出したい私だったのかもしれません。
リーダーよりもサポーター、チームよりも個人で黙々と仕事を進める、自分で企画するよりも差し出された提案に乗っかる方が「自分らしさ」を発揮できると認識していました。
しかし、現在は逆のスタイルで働いています。6人のチームメンバーのマネージャーとして、会社や事業の方針を自らの言葉で伝え、チームメンバーと力を合わせて業務にあたっています。その方が心地よく、自分らしく働けていると自覚しています。
売上・利益といった数値ばかりに目を向けがちだった風土に、「ブランドや事業がなんのためにあるのか」「お客様にどのようになっていただきたいのか」SHEのマーケティング系コース、ブランディングコースでの学びを取り入れることで、お客様との距離が近づいているような感触を得ています。
さらに、SHEコミュニティにおいては7期コミュニティプランナーとして活動中です。コミュニティの旗振り役としてイベントを企画立案すると同時に、自身を12名のチームメンバーのリーダーと意味づけています。
コミュニティを通じて成し遂げたいこと(ビジョン)を提示し、共感してくれたメンバーのやりたいことと擦り合わせをしながら、心地よく活動してもらうチームづくりにチャレンジしています。